背景・経過
私は 2016 年頃から本気でワークアウトを始めて、最近は週に2〜3回以上、10.3x〜10.4xキロメートルを走り、6.7xキロメートルを歩いています。この経験をもとに、ピッチ走法とストライド走法の違いについて探求してみました。
2019年からの私の歩く、走る 履歴を記録しています。⬇︎⬇︎
ピッチ走法とストライド走法を比較する
スピードアップ、着地時の足の衝撃、けがのリスク、ランニング経験、脚の長さ ( 身長 )、エネルギー消費量・疲労度、トレーニングの必要な筋肉、主に使う体の部位、有名アスリートなどを比較することが出来、その結果からそれぞれのランニング方法には独自の結論があることが明らかでした。🏃🏽♀️🏃🏃🏿♂️
比較項目 | ピッチ ( Pitch ) 走法 | ストライド ( Stride ) 走法 |
定義 | 身長や速度に比べて小さな歩幅と脚の回転を早める走法 | 身長や速度に比べてストライド ( 歩幅 ) が大きい走法 |
スピードアップ | ストライドが小さくてスピードを出すのが難しい | ストライドが大きいのでスピードを出しやすく |
着地時の足の衝撃 | 少ない | 大きい (底の厚い靴が必要) |
けがのリスク | 低い | 高い(まだ走るための筋肉がない初心者には負傷リスク存在する) |
ランニング経験 | 初心者 | 上級者 |
脚の長さ ( 身長 ) | 短い人(ストライドが比較的短い) | 長い人(足の回転が比較的遅い) |
エネルギー消費量・疲労度 | 多い(着地時に身体への衝撃を減らすことができる反面、 足の回転を早める走法なので、 ストライド走法に比べてエネルギーの消耗は大きくなる) | 少ない(必要な筋肉が鍛えられた場合、 全身の筋肉をスプリングのように使って歩幅を飛ばすように走るので、 エネルギー消費を抑え、疲労度を小さくできる) |
トレーニングの必要な筋肉 | 制約なし | 腸腰筋、大腿四頭筋、大殿筋、ハムストリング、ふくらはぎの筋肉 |
主に使う体の部位 | 膝以下 | 骨盤、太もも |
有名アスリート | マイケル・ジョンソン (Michael Duane Johnson) | カール・ルイス (Frederick Carlton “Carl” Lewis) ウサイン・ボルト (Usain St. Leo Bolt) |
ピッチ走法?、ストライド走法?
結局、ストライドとピッチの違いを理解し、自分に最適な走法を選ぶことが大切です!
私はリハビリテーションの目的が非常に重要だったので、最初はピッチ走法(尖からストライドは無理でしたが)で始めました。体調が良くなると、ストライド走法に変えて、今はさらに歩幅を広げることに注力しています。
7年走ってきてわかったことは?
- ストライド走法は腰下の下半身全体の筋肉を使用するため、下半身のバランスが整ってリハビリテーションに最適している 👍 🎉
- ストライド・ピッチ走法は歩く時にも同じく利活用可能:かえてストライド走法で少し早く歩くようなウォーキングを行えば下半身が鍛えられる!
- ストライドで走るとき、骨盤と太もも中心に足を使いジャンプするように走る。
- ジャンプして着地するまでの時間を長く取るのがストライド(歩幅)を広げるコツ!
- こうしてジャンプするように走るので着地時に足、足首、膝など下半身の負担がかなり大きい。
- そこで十分に足の筋肉を鍛える必要があり、歩く場合でもストライド(歩幅)を広くする方法で歩けば、走る動作ともつながり、歩く・走る能力が相互強化される効果が得られる。
- 7年同じコースを歩いたり走ったりしていると、膝から下だけを使ってバタバタして走る初心者はどんどん見栄えの悪い姿勢になっていくのをよく見かけることになる。このような場合、年を重ねると走る速度がどんどん遅くなったり、あまり続けられないケースを目撃して来たこともある。ちなみに、筆者はますます良くなっていると自負している!(※ 詳細は ⬆︎⬆︎ ウォーキング履歴、ランニング履歴リンクをご参考に)
- ジャンプしやすく着地時の衝撃吸収がよくなるストライド専用のランニングシューズを履くことをおすすめする。これらのシューズは、より良いジャンプと着地の体験を提供するだけでなく、衝撃吸収も向上させていてけがの予防にも適している。ただし、初めての場合、走ると足が勝手に跳ね上がってしまうこともあるので必要な筋トレが必要なことにはくれぐれもご注視を!
ランニングシューズは?
NOW
筆者は自己ベスト更新を目指す部活生やランナーのために優れたクッション性を発揮するアシックスのFlyteFoam を採用した HYPER SPEED を履いています。
NEXT
将来的にはメタスピード(METASPEED SKY)シューズへの乗り換えを考えています。
アシックス(ASICS) ランニングシューズ METASPEED SKYは、ストライド型のアスリートのために開発された、アシックスレーシングモデルにおける最高峰のシューズのひとつ!
このシューズは、一歩毎のストライドを伸ばすことで、より速く、そしてレース終盤までエネルギーを節約できるように設計されています。ストライド型のランナーは、スピードを上げ始めるとストライドは長くなりますが、ピッチは一定に保たれます。
さいごに
私は今日も全力で頑張り続けています。メタスピードSKYで走ることができる体を作るために!
※参考文献
コメント