現状・条件
・
・このプラグインの「一般設定」、「XMLサイトマップ」、「ソーシャルメディア」メニューを設定します。Cocoon テーマの「SEO」「OGP」機能などは AIOSEOPと
※ 以下、All In One SEO Pack を 必要に応じて、AIOSEOP と表記します。
All in One SEO Pack プラグインをインストール
WordPress 管理画面から、
・押下:「プラグイン」>「新規追加」
・ページ内:
画面上に All In One SEO Pack があったら「今すぐインストール」をクリックしてください。( なかったら、検索窓に All In One SEO Pack を入力して検索します )
インストールが終わったら、「有効」ボタンをクリックしてください。
設定するには、AIOSEOP が提供する「機能モジュール」の中で、利用したいモジュールを Activate にする必要があります。
All in One SEO Pack 利用する機能を選択
WordPress 管理画面から、
・押下:「All in One SEO」>「機能管理」
・ページ内:
「XML サイトマップ」、「ソーシャルメディア」、「Robots.txt」、「悪意あるボットのブロッカー」モジュールを選択 ( 「Activate」ボタンをクリック ) して下さい。「パーフォマンス」はデフォルトで Activate です。
※「Deactivate」表示のモジュールが利用可能なものです!
それでは、詳しくみて行きましょう!
All in One SEO Pack 一般設定
一般設定
WordPress 管理画面から、
・押下:「All in One SEO」>「一般設定」
・ページ内:下記のようなメニューがあります。
「一般設定」はデフォルトのままで良いですが、簡略な説明だけしておきましょう。
Canonical URL
▲ 日本だけではなく、世の中の検索エンジンと言えば、ほとんど Google を指しますね。
なので、Google のガイドを守ることが大事なわけです。
Canonical URL をより深く理解するため、下記の Google のガイドをみて行きましょう。
類似ページや重複ページについて正規ページを設定する
お持ちのサイトにおいて、複数の URL で同じページにアクセスできる場合や、別個のページのコンテンツが類似している場合(たとえば、ページにモバイル版と PC 版の両方がある場合)、こうしたページは Google で同じページの重複と見なされます。これらの URL の 1 つが「正規」版として選択されてクロールされ、その他の URL はすべて「重複」URL と見なされてクロールの頻度が減ります。
このような正規 URL を明確に指定しないと、Google によって URL が選択されるか、いずれの URL も同等の重要性を持つものと見なされることになります。そのため、下記の「正規 URL の指定が重要な理由」で説明するような望ましくない動作につながることがあります。
重複した URL を統合する
…
上記の引用した Google のガイドに加えて、さらに 検索エンジン最適化 ( SEO ) スターター ガイド には サイトをモバイル フレンドリーにしなさい!と、ガイドしています。
※ Cocoon テーマで AMP 機能を有効 にするだけで モバイル フレンドリー になります。
Canonical URL オプションを設定するとワードプレス ( あなたのサイト ) 全体に適用され、それから作成する投稿や固定ページはウェブ用と同時にモバイル用ページも自動作成されますので重複ページが存在してしまいます。
このオプションを設定した後、HTML ソースにはどう反映されるかみて行きましょう。
下記のように link タグ が追加され、この WEB ページのカノニカル ( rel=”canonical” ) URL はこれ ( href=”<ここのURL>”) ですよ、と検索エンジンに知らせることができます。
※ SEO を適用するなら、Canonical URL は 必須 です!
Schema.org マークアップを使用
※ All In One SEO Pack 3.1.1 → All In One SEO Pack 3.2.1 にバージョンアップ ( 2019/08.02 ) に伴いこのメニューがリニューアルされました。
「Schema Settings」 をみてください。
ホームページ設定
「ホームタイトル」は、サイトの ホームページの SEO メタタイトル です。 これは、検索エンジンが検索結果にサイトへのリンクとして表示するタイトルです。ホームタイトルは単純 ( 60文字以下 ) で関連性の高いものにすることが重要です。
「ホームディスクリプション」はサイトの ホームページのメタ説明 です。これは検索エンジンが検索結果に表示する説明であり、検索結果のタイトルの下に表示されます。説明は 160文字以内 にし、関連性が高いことを確認しましょう。
それでは、
「ホームタイトル」や「ホームディスクリプション」に入力した内容は Google 検索結果にどう表示されるのでしょうか?
Chrome などブラウザを開き、検索窓に site:https://example.com と入力しますと色々出てくる中で下記のような内容が表示されます。
下記のようにサイトのホームタイトルやホームディスクリプションが見れます。
それでは、
投稿や固定ページの「タイトル」や「ディスクリプション」設定はどうするの?
各投稿や固定ページの設定は、投稿を例にすると、WordPress 管理画面から「投稿」>「投稿一覧」から任意の投稿をクリックします。開いた編集画面の一番下のところに All in One SEO Pack メニュー の「メイン設定」から設定できます。( 詳しくは ▼ の図を。 )
※ パーマリンクの設定 は下記のようになっていますか?
WordPress 管理画面から、
・押下:「設定 → パーマリンク設定」
・ページ内:「共通設定 → カスタム構造→ /%postname%/ に設定することをおすすめします。
タイトル設定
デフォルトで良いです。
コンテンツタイプ設定
あなたが作成した投稿や固定ページを読者に読んでもらうためには検索エンジンにその投稿や固定ページを適切な方法とタイミングで知らせておく必要があります。( それを AIOSEOP が行ってくれます ) そうすることで、誰かの特定のキーワード検索に、あなたのコンテンツがヒットし、検索結果に表示され、クリックされると訪問者が一人増えます。
コンテンツタイプを選択するには、下記のように自問自答してみましょう。
Q:SEO の対象になるもの = 読者に読んでもらいたいもの = あなたが作成するもの は何でしょうか?
A:投稿 と 固定ページ です!
その回答を選択するのです。投稿 と 固定ページ!
表示設定
SEO タイトル、キーワード、ディスクリプション をどの画面で表示するかを選択します。
これも 投稿、固定ページ を選択します。
ウェブマスター 認証
あなたのサイトを検索エンジンがどうみているのかモニタリングする必要があります。
Google Search Console と Bing Web マスター は認証を行なっておきましょう。( おすすめ )
Pinterest は日本ではあまり流行っていませんから任意でお願いします。
Google Search Console を認証するには下記の記事をご覧ください。
Bing Webmaster Tools を認証するには下記の記事をご覧ください。
Google 設定
Google Analytics を使用して、サイトでのユーザーの行動を追跡・分析するために、Google アナリティクス の設定を行います。
▲ の図の設定通り行ってください。ただ、「広告主のトラッキングを表示」にチェックを入れるのは 広告の審査に合格してからにしましょう!
Google アナリティクスのトラッキング ID を取得するには下記の記事をご覧ください。
Schema Settings
この設定では、検索エンジン ( Bing、Google、Yandex ) で使用される構造化データ ( スキーママークアップ ) を有効化および制御します。
従来の検索結果より、より多くの情報を含む豊富な検索結果を表示できます。
構造化データ とは、検索エンジンがページの内容をより適切に認識できるように、検索エンジンに対してコンテンツを説明するためにサイトのページに追加できるコードです。検索エンジンではこの解釈を利用して、検索結果にコンテンツを効果的に(目を引くように)表示することができます。つまり、そのサイトのビジネスに適したお客様を引きつけるのに役立ちます。
検索エンジン最適化 ( SEO ) スターター ガイド より抜粋
構造化データを使うメリットとは、検索結果画面に表示する材料のバリエーションを増やすことでしょう。
例えば、検索窓で pinterest と検索したら検索結果画面の左には普通のリスト型検索結果が、たまには画面右にご覧 ( ▶ ) のように表示されたりします。
画像や設立者、設立日などの情報がまとまってあり、分かりやすく且つ目に引くようになります。
現在 AIOSEOP 3.2.1 は、投稿、固定ページ、カテゴリ、タグ、および検索結果ページにスキーママークアップを出力 ( JSON-LD形式 ) します。
「Schema.org マークアップを使用」を 有効 にチェックを入れます。
次は、「サイトリンク検索ボックスを表示」にチェックを入れます。( 任意 )
チェックを入れると、Google が検索結果に表示するサイトリンク検索ボックスに必要なコードを出力します。
チェックを入れてもすぐ表示されるわけではなく、Google 側でサイトの情報や Google 検索ユーザーからのクエリなど、さまざまな要素を使用してサイトリンク検索ボックスが表示されるタイミングを決定するようです。
一旦、チェックを入れておいて、ひたすら記事を書けばいずれ表示されるでしょう。。
「Social Profile Links」も任意で、お持ちであれば入力しておきましょう。
「Person or Organization」は下記の図の内容をご参考に、人、組織 それぞれ設定できます。
「Organization Logo」の必須条件:
・画像の最小サイズは 112 x 112 ピクセルで、jpg、png、gif 形式である必要があります。
・画像の URL はクロール可能でインデックス可能でなければなりません。
「Phone Number」の必須条件:
・電話番号には 国コード を含める必要があります ( 日本の場合は 81 )
Noindex 設定
先ほど、読者が読んでほしい記事 ( 投稿、固定ページなど ) を検索エンジンに知らせておくと言いましたが、検索エンジンがその記事を「インデックスに登録」することで初めて検索結果に表示できるようになります。
インデックスの反対意味で、インデックスしないように設定するのがこのオプションです。設定すると検索エンジンはそのコンテンツの存在すら知らないので検索で表示されません。
投稿 と 固定ページ のみ、該当するのよう、▼ の図通りに、チェックをして行きましょう!
▲ この 「Noindex 設定」と 「コンテンツタイプ設定」、「表示設定」この後の「XMLサイトマップ」 メニューの選択するコンテンツタイプは、投稿 と 固定ページ のようにお互い同じく設定しないと、 数日後、Search Console によるエラー通知が来る恐れがあります。( ▼ )
「詳細設定」と「キーワード設定」
デフォルトで良いです。
これで、「一般設定」は完了です。再度設定内容を確認の上、「設定を更新」ボタンをクリックしてください。次は XML サイトマップを設定します。
All in One SEO Pack XML サイトマップを設定
WordPress 管理画面から、
・押下:「All in One SEO」>「XML サイトマップ」
・ページ内:
サイトマップのステータス
「サイトマップのステータス」で作成済みのサイトマップを閲覧できます。
「XML サイトマップを表示」、「RSS サイトマップを表示」 のリンクをクリックすることで、サイトマップを Search Console に提出する際、種類別のサイトマップページ URL を確認できます。
XML サイトマップ
「XML サイトマップ」設定は ▼の図通りに設定しましょう。
「更新を予約」メニュー設定に関して、Google はコンテンツの公開間隔に合わせることを推奨しています。毎日投稿するなら 毎日 を選択するとか。
AIOSEOP の基本的な動作は新しく投稿したり、公開済みの投稿を更新したり、削除すると、自動的にサイトマップが更新され、Search Console や Bing 側に提供されるため、頻繁に更新する必要はないかと思います。
「サイトマップインデックスを有効化」は 大きな規模のサイトやイメージが多いサイトの場合、AIOSEOP からアクティベートすることを強く推奨しています。当方ではイメージで説明するケースが多いためチェックを入れてあります。
「サイトマップページあたりの最大投稿数 メニューは「サイトマップインデックスを有効化」にチェックを入れると表示されます。AIOSEOP からはこれを1000 以下に設定することを強く推奨しています。サイトマップの生成に使用されるメモリ量を減らし、検索エンジンがサイトマップをクロールしようとしたときのタイムアウトの問題を回避するためだそうです!
▲ 「一般設定 → 表示設定」で設定したのと同じく、「投稿タイプ」は 投稿、固定ページ のみにして「タクソノミー」に カテゴリー のみチェックを入れます。
▲ 「サイトマップを動的に生成」にチェックを入れると、検索ロボットが要求するたびにサイトマップが動的に生成されます。AIOSEOP が生成するサイトマップは、常に最新バージョンのサイトに合わせて更新されます。この設定をオンにした場合は、手動でサイトマップを更新する必要はありません。
上記の設定通り、サイトマップを Search Console に提出した場合の様子
▲ 種類別のサイトマップページの URL 確認は「サイトマップのステータス → XMLサイトマップを表示」リンクをクリックして確認しましょう。
Search Console にサイトマップを追加する には、下記の記事をご覧ください。
残る「追加ページ」、「除外項目」、「優先順位」、「頻度」メニューは、デフォルトで良いです。
設定内容を再度確認の上、「サイトマップを更新」ボタンをクリックしてください。
次は、ソーシャルメディアにシェアされるページの見せ方 ( ? ) を設定します。
All in One SEO Pack ソーシャルメディアを設定
Facebook によって、開発した Open Graph と呼ばれるプロトコルを使用して SNS にシェアされるあなたのサイトやブログを表示させるための追加メタタグを設定します。
ホームページ設定
「AIOSEOP の Title と Description を使用する」にチェックを入れます。
すると、AIOSEOP の「一般設定」で設定されたタイトルと説明を、Open Graph のホームページのタイトルと説明として使用するようになります。
画像設定
「OG:Image ソースを選択」は「アイキャッチ画像」を選択して、「画像が見つからない場合はデフォルトを使用」にチェックを入れます。
「デフォルトの OG:Image」は「画像をアップロード」しておきましょう。
他のメニューはデフォルトで良いです。
Facebook 設定
設定するには、「Facebook 管理者 ID」と「Facebook App ID」が必要です。
Facebook の管理者 ID と APP ID の取得方法 は下記の記事をご覧ください。
ここで設定した「Facebook 管理者 ID」、「Facebook App ID」は Bing Web マスター ツール の「マークアップ バリデータ」で検証すると下記のように表示されます。
( 例:https://www.facebook.com )
設定すると ▼ の右の図のように、より綺麗に表示されます。
Cocoon テーマで設定する方法 ( おすすめ )
WordPress 管理画面から、
押下:「Cocoon 設定 → Cocoon 設定 → OGP」
ページ内:
「OGP 設定 → OGPの有効化」の「OGPタグの挿入」にチェック入りの状態か確認します。
「OGP 設定 → Facebook APP ID」を入力します。
「変更をまとめて保存」ボタンをクリックしてください。
Facebook で確認する ( 任意 )
次は、あなたの Facebook にアクセスして投稿欄に公開中の任意のコンテンツの URL を貼り付けてください。そのコンテンツのタイトル、URL、説明、アイキャッチ画像 ( サムネイル ) などが表示されることを確認してください。
Twitter の方は、下記の設定をみてみましょう。
Twitter 設定
「デフォルト Twitter カード」は「要約」を選択します。
「Twitter サイト」は @your-twitter-id と入力して下さい。
「Twitter 投稿者を表示」にチェックを入れます。
「Twitter ドメイン」には twitter.com/your-twitter-id のように入力します。
上記の設定した Open Graph メタデータをベースに、投稿ページで指定したタイトル、パーマリンク、イメージなどが Twitter でどのように解釈され、表示されるか例 ( ▼ ) をみてみましょう。
詳細設定
デフォルトで良いです。
ソーシャルメタ情報をスキャン
プラグインやテーマによっては、Open Graph メタタグを出力できる場合があります。
その際、サイト上に複数の Open Graph メタタグがあったりすると、コンテンツが特定の SNS サイトで正常に表示されなくなる可能性があります。
で、このオプションで、「いますぐスキャン」をクリックして重複したソーシャルメタタグを探せます。このオプションは潜在的な重複メタタグをスキャンして警告するだけで、問題を解決することはありません。 重複するソーシャルメタタグを修正するには、ソーシャルメタのソースを識別して削除する必要があります。
これで、設定は完了です。「設定を更新」ボタンをクリックしてください。
Robots.txt、悪意あるボットのブロッカー
デフォルトで良いです。
以上、All in One SEO Pack 3.2.1 の設定が完了しました。
さいごに
Cocoon テーマの SEO 機能は?
すべてのメニューからチェックを外します。
すなわち、SEO に関しては All in One SEO Pack にお任せするのです。
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