現状
- 最初はワードプレスやブログの経験はほぼゼロだった。
- 自宅サーバのワードプレス環境でブログを運営している。
- ワードプレスのテーマは Cocoon を使用している。
- ブログを開設してから約1.5ヶ月くらい経つ。
- 広告やアフィリエイトなどの設定は何もしていない。( これから )
- 投稿日を均等に分けて約 30 件くらいの記事を公開。
- サイトの高速化を適用。( Cocoon テーマ / WP Fastest Cache / WP-Optimize / Async JavaScript / Far Future Expiration Plugin など )
※ 2019/10/15追記、Enlighter プラグインを使用する場合、WP Fastest Cache や Async JavaScript の干渉により、Syntax のハイライトが動作しない問題 が発生する可能性があります。 - ブログランキングサイトに登録。( にほんブログ村 / 人気ブログランキング / FC2 プログランキング )
審査準備事項
AdSense の審査を通った後、ポリシー違反にならないことがもっと大事だと最初から考えていたのでいくつかの課題を立てて実践していました。
- CMS ツールとしてのワードプレス環境を最適化すること (テーマ、プラグインなどの組み合わせ)
- Google Search Console のカバレッジ上のエラー対応力をアップさせること。
- Google AdSense の仕組みや審査に通るためのコツをリサーチすること。
- Google Analytics を使いこなすこと。
- 自分なりの記事作成方法を立てることと記事作成時間を短縮する方法を探ること。
これらをやりながら AdSense の審査に通る自身が着くまで約 1.5ヶ月 掛かりました。
それでは、AdSense プログラム ポリシー の各ポリシーを読んでみるとやるべきことがわかりますので、それぞれ見ていきましょう。
AdSense ポリシーを遵守する
AdSense プログラム ポリシー を確認して必要な対処をします。
- 1無効なクリックとインプレッション
サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり、手動または他の方法で表示回数やクリック数を作為的に増やしたりすることは禁止されています。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 2クリックや表示を促す(リワード広告枠以外)
リワード広告枠を除き、サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり表示したりするようユーザーに促すこと、またクリック数を増やすために不正な方法を使うことは禁止されています。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 3コンテンツ ポリシー
サイト運営者様は、コンテンツ ポリシーに違反するコンテンツ が含まれるページで AdSense コードを使うことはできません。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 4不正なコンテンツ
不正なコンテンツ とは、ユーザーを誤解させることを意図したもののことを指します。下記のいずれかの条件を満たす場合、不正なコンテンツと見なされます。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 5認定された広告枠(ads.txt)
※ ここは サイト運営者 ID が要るので、審査通過後に行えば良いですが、やり方だけ書いておきます。
ads.txt で認定販売者を宣言する- ラベルテキスト ファイル ( ads.txt ) を作成します。
# 自宅サーバ環境 / CentOS7 [root@centos7 htdocs]# touch /usr/local/apache2/htdocs/ads.txt
- ラベルファイル内に次の 1 行を含めます。
# 自宅サーバ環境 / CentOS7 [root@centos7 htdocs]# vi /usr/local/apache2/htdocs/ads.txt google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
※「pub-0000000000000000」の部分はご自分のサイト運営者 ID に置き換えてください。
- ラベル作成した ads.txt を、ドメインのルートレベルでホストします。
すでにルートレベルで作成しましたので、ブラウザで表示されれば良いです。( 例: https://example.com/ads.txt )
※ ads.txt ファイルを新規作成または更新した場合は自動的に検出されますが、変更が反映されるまでには 24 時間ほどかかることがあります。( ads.txt で認定販売者を宣言する より抜粋)
- 6著作権で保護されているコンテンツ
著作権法で保護されているコンテンツを含むページには、AdSense サイト運営者様がそれらのコンテンツの表示に必要な法律上の権利を有していない限り、Google 広告を表示することはできません。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 7偽造品
AdSense サイト運営者様は、偽造品の販売や宣伝を行っているウェブページに Google 広告を表示することはできません。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 8トラフィック ソース
AdSense サイト運営者様が有償クリック プログラムに参加したり、不特定多数のユーザーに迷惑メールを送信したり、アプリケーションで行われる操作に応じて広告を表示したりすることはできません。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 9広告の仕様
Cocoon テーマ にお任せします。
- 10広告の配置
※ 審査通過後に設定します。
基本的には Cocoon テーマ にお任せします。 - 11サイトの仕様
Cocoon テーマ にお任せします。
- 12技術要件
Cocoon テーマ にお任せします。
- 13Google 広告の Cookie ( 重要 )
このポリシーによって、プライバシー ポリシーを掲載は必須で、含めるべき内容もわかります。
AdSense サイト運営者様は、ウェブサイトに広告を掲載することで、そのサイトを訪れたユーザーのブラウザに第三者が Cookie を保存したり、保存された Cookie が第三者によって読み取られたり、第三者がウェブビーコンを使って情報を集めたりする可能性があることについて、これを明示するプライバシー ポリシーを掲載し、その内容に準拠する必要があります。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 14ユーザーの特定とユーザーによる同意
以下の情報を Google に送ることは禁止されています。
( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
- 15プライバシー
また、プライバシー ポリシー に含めるべき内容がわかります。
Google の広告サービスの使用にあたって、サイト、アプリ、その他のプロパティでデータの収集、共有、使用が行われる場合は、その旨を明示する必要があります。( AdSense プログラム ポリシー より抜粋 )
更新頻度良く、記事を公開しておく
10〜15記事、1000文字など、審査に合格するための記事数、文字数などの情報は沢山ありますが、1記事で合格した話もあるし。。判断が難しい!
で、自分なりに決めたのがこれです。
※ PVを意識することで記事の書き方や記事のバリエーションも考えるようになりました。
Search Console でエラーのあるページの数を 0 件にキープする ( 重要 )
下記の4件のエラーを全てクリアしてから審査の申し込みをしています。
プライバシーポリシーをフッターメニューに追加する
- フッターメニューを作成します。「外観」 > 「メニュー」 > 「新しいメニューを作成しましょう」 > メニュー名 を入力 > 「メニューを作成」を押下します。
※ ❹ のメニュー名は適宜変更してください。「すべて選択」 > 「メニューに追加」を押下すると ❸ のように追加されます。
「メニュー設定」で フッターメニュー をチェック > 「メニューを保存」を押下します。
※ ❶ で必要なメニューだけ選択しても問題ありません。ご自身に必要なメニューをお選びください。 - フッターメニューを確認します。
サイトのフッターメニューが下記のように変更されたことを確認します。
プロフィール作成
条件:cocoonテーマ のプロフィール機能を利用します。
- プロフィールを作成します。ワードプレスの「ユーザー」 > 「あなたのプロフィール」を押下します。
プロフィールに表示される下記の項目を入力してください。
- プロフィールをサイドバーに追加します。「外観」 > 「ウィジェット」 > 「[C] プロフィール」 > 「サイトバー」を選択 > 「ウィジェットを追加」を押下します。
「サイドバー」に追加されます。
[C] プロフィール:プロフィール をクリックします。
- ラベルサイドバーのプロフィールを確認します。
AdSense へ申し込み
Google AdSense 申し込み をします。
お客様のウェブサイト
- サイトの URL を ( 例: www.example.com ) を入力します。
- メールアドレス を入力します。
- こちらのメールアドレスに AdSense の有益な情報をお届けします
下記のどちらかを選択します。
- 「保存して次へ」を押下します。
次は、Google アカウントにログインして、引き続き AdSense の設定を行います。
アカウントを作成
- 入力したメールアドレスで Google アカウントにログインします。
- 「国または地域を選択」で 日本 を選択します。
- 「はい、利用規約を確認し、内容に同意します。」にチェックを入れます。
- 「アカウントを作成」を押下します。
支払い先住所の詳細
- アカウントの種類を 個人 か ビジネス を選びます。
- 名前と住所を記入します。
- アカウントの種類をビジネスにした場合、「企業/組織名」を入力します
- 「送信」を押下します。
サイトを AdSense にリンク
画面に表示される下記のようなコードを HTML の <head> タグと </head> タグの間に貼り付けます。コードをコピーします。
※ まだ、完了していないので画面を閉じないように注意しましょう。
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({ google_ad_client: "ca-pub-1234567890123456", enable_page_level_ads: true }); </script>
ワードプレス側:
コードを「Cocoon設定」 > 「Cocoon設定」 > 「アクセス解析・認証」 > 「その他のアクセス解析・認証コード設定」 > 「ヘッド用コード」に貼り付けます。
AdSense側:
先ほどのページ下の「サイトにコードを貼り付けました」にチェクを入れて「完了」を押下します。
あとは、結果を待つだけです!
実際申し込んだら、翌日に「お客様のサイトで AdSense 広告を配信する準備が整いました」とメールが届きました。
AdSense へ接続して見ると、アカウントが有効になりました と表示されます。
参考文献
AdSense プログラム ポリシー
AdSense 広告コードの修正
広告の配置に関するポリシー
禁止コンテンツ
不正なコンテンツ
ads.txt で認定販売者を宣言する
AdSense 広告コードの修正
広告の配置に関するポリシー
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